2018年09月09日
「パーソナルスタイリスト」とは??
こんにちは!
静岡市鷹匠のセレクトショップ、PUBLIC ROOMのSAITOです。
3年半前に、パーソナルスタイリスト育成校を卒業し、
その時から、"パーソナルスタイリスト" が "パーソナルスタイリング" をする事はどーいう事なんだろう??
って事をずっと学んでいるわけだけど、
先日は、NHKラジオの公開収録にて、パーソナルスタイリストの第一人者、ファッションレスキュー 政近代表のお話を聴いてきました。
あ、僕が通った学校の先生で師匠でもあるお方ね。
3年以上経って、「パーソナルスタイリスト」とは??
が少し分かってきた。
これは名前の如く、パーソナル=人を、スタイリングする事。
「スタイリングする」と聞くと、浮かんでくるのは衣服だと思うけど、どうだろう??
だから、服を着せて人をオシャレにする人なんだろうなぁ!
って何となく想像は出来るかもしれない。
しかし、決してそれだけではない。
むしろ外見を整えたそれだけであれば、「ファッションスタイリスト」で良いと思うし、
人をオシャレにする事はファッション好きであれ大体出来る。
違いは何なのか?
パーソナルスタイリングは中々難しい事だと思う。
人をスタイリングするとはどういう事か??
それは、もっと深く内側に入っていく事。
その人の内面を見る、そしてさらに深く入り込んで人生そのものに関わっていく事。
これは凄く難しい!人生に関わるなんて・・・スケールが大き過ぎる。
当然生半可な気持ちではなれないし、スタイリングセンスだけでは太刀打ち出来るわけがない、到底不可能。
凄く大きなプレッシャーと責任を持ち、その人の人生をどこまで “リアル" に、そして自分のことのように考えられるのか!??
そして、スタイリングを受ける顧客となる人も、スタイリストにどこまでその ”リアル” を解き放ってくれるだろうか?
相手に寄り添う。
その想いはあったとしても顧客が許さなければ成立しない。
寄り添う事も簡単ではない。
だから、そこの信頼関係が構築されてこそ、初めてパーソナルスタイリングというサービスが出来るのではないかと思う。
それから道具として衣服を使い、その方の未来を共に切り開いていくこと。
まだまだ言葉足らずですが、こんな風に思います。
服でそんな事が出来るのか??って思うけど、
実際に服装で変わっていく人たちを政近代表から教えて頂ける事もあり、僕も見て分かるからそれは本当の事!
パーソナルスタイリストをまだまだ知らない人もいるし、知ってる人は、「誰でもなれるよね?」的な簡単なものだと思っているし、
グーグル検索すると色んな人が出てくるから、本当にその人はそうなのか??
先述したように「ファッションスタイリスト」になっていないか?
など、誰が本物なのかが分からない状態なんだと思う!!
今は自分が出来るから言うのではなく、そこ(本物)を目指す者として、
まずは言葉で伝えてどんな仕事かを多くに知って頂きたいと思って書いてます。