2019年01月25日
KICSのベーシックシャツ!
こんにちは!
静岡市でシャツを中心に揃えるセレクトショップ、PUBLIC ROOMのサイトウです。
主力ブランドとして展開している「KICS DOCUMENT(キクスドキュメント)」
メンズテーラーの技術も備えたデザイナーさんが白シャツから始めたというブランド。
やはりシャツへの評価は非常に高いもので、2016年には、"注目される期待の若手ブランド"としてフィーチャーされていたり、
各媒体の、所謂 "白シャツ特集" 的な企画にはほぼピックアップされるような、業界人も頷くモノづくり。
糸から縫製までオールジャパンメイドに拘っています✨
まずは定番のベーシックシャツに袖を通してみてください。
タイプライター素材に微起毛を掛け、適度なハリがありつつ僅かにマットな肌触りが魅力。
着込むほどにしなやかに馴染む、風合いがとても豊かなものです。
パッと見て気付くのが、フロントの前立て〜裾部分のデザインで、第6ボタンの辺りから裾がラウンドしています。
ヴィンテージのワークシャツや、アメリカのブルックスブラザースのB.Dシャツにも見られるデザイン。
第6ボタンには、レーザーで刻印したというブランドネームが。
文字が黒いのは、職人さんが魂を吹き込んだから!!
刻印した後に職人さんが一個づつ墨を入れているからだそうです。
ハンドメイドですので微妙に墨の乗り具合に違いがあったりしますが、しかしとてつもない集中力。
ボタン一つでも大切に扱いたいですよね!!
一番下のボタンホールは横向きになっていますが、これは動きによる負荷が一番掛かるため、横にさせることで負荷を軽減させる役割を持っています。
ドレスシャツでも見られますので、お手持ちのシャツを確認してみてください。
さらに、一枚当て布を挟んで強化してますので耐久性も優れています。
裾脇の部分にも補強のための布がありますが、「ガゼット」と呼ばれています。
袖のボタンを外して折り返した際にも、シルエットが綺麗に立体的にキープ出来るよう袖のボタン配置が計算されています。
剣ポロ(袖部分の矢印のようになっているところ)の縫製も(写真では見えてなくて申し訳ないですが)
"カンヌキ" と呼ばれる丁寧な縫い付けになっています。
この他にもカッティングやパターンなど随所に工夫がみられますが、残りはお店にて。
一見、どこにでもありそうなただの白シャツですが、じっくり丁寧に見て頂く事で、他との違いや工夫、様々な魅力を感じて頂く事が出来ます。
是非とも実際に袖を通してみてください。
スカーフやバンダナなどを巻けばオシャレ感もアップしますよん✨
「KICS DOCUMENT」 BASIC SHIRT ¥19,000+tax.
size3〜6(女性〜男性)