2018年06月24日
「遠州産地の学校」行ってきました
こんにちは!
静岡市鷹匠のセレクトショップ、PUBLIC ROOMのSAITOです。
遠州産地ならではの職人や事業者の方々が講師となって開催される「遠州産地の学校」に行ってきました。
学校関係者、スタッフの皆様、ありがとうございました!
地元でありながら、その産地の事は知っているようで実は全く分かっていない・・・
これを機に、より深く学んでいきたいと思います!!
昨日は初回、
先ず遠州織物工業協同組合の松尾さんから歴史と概要をお聴きし、
そのあと、浜松の機屋さん、
歴史あるシャトル織機と伝統的手法で、細番手高密度織物を製造する「古橋織布」の濱田さんから織物の基礎のお話し。
原料の綿から糸にする "紡績" の事、糸の撚りの違いや番手(太さの単位)の事も。
そして、生地について、
濱田さんがこの為に製作してくれた生地のスワッチに触れながら、平織りや綾織りや絡織りなど、組織の違いを確認しその特徴などを教えて頂きました。
糸の種類、太さ、組織を変る事で幾つもの生地が出来上がる、その組み合わせを考える事がどれだけ難しい事だろうか・・・
やはり職人さんって凄い!!
生地になった時の良し悪しを考えず、組み合わせの可能性を想像すると・・・気が遠くなりそう(笑)。
でも同時にワクワクしてきます✨
そして、お話しの後は織物会館にある遠州織物の展示ルームへ!
これが何だか宝探しのようで楽しかった✨
この生地でこんなの作ったら面白いかな?というか、作れるのかな??・・・みたいに色々想像も膨らませていました!
世界的ブランドで使われている生地も沢山あって、遠州織物はやっぱり凄いんだなー!✨ って改めて感じます。
「遠州産地の学校」は全8講義で、実際に工場なども行きます。
皆様にも素材の魅力、産地の魅力を伝えていけるようにしっかりと学んできたいと思います。